今年の1月、サッカー日本代表がアジアカップ決勝でカタールに1-3で敗れた記憶は、まだ新しいところでしょう。
アジアカップ決勝でカタールに敗れるまで、無敗を継続してきたチームが屈した最初の1敗でしたからね。
そして今年の6月、そんな日本代表はコパ・アメリカに招待されています。
コパ・アメリカでチリ・ウルグアイ・エクアドルと対戦する日本代表にとって、今回のキリンチャレンジカップは大きな意味を持つ強化試合となります。
コパ・アメリカに向けた日本代表には、「大迫の不参加決定」など海外組の招集が難しい側面も見られています。
森保監督にとっては、悩ましい台所事情での戦いを強いられることは間違いないです。
コパ・アメリカに向け、今回のたった2試合で新たな戦力の発掘、戦術の浸透などは正直難しいでしょう。(6月にもキリンチャレンジカップ2試合の予定)
しかし、少しでも多くの時間を共有し、新旧のメンバーの融合を見せてもらいたいと願っています。
日本代表対コロンビア代表の一戦は、3月22日(金) 19:20キックオフです!!【@日産スタジアム】
では、今回の2試合に臨むメンバーから確認していきましょう!!
2019キリンチャレンジコロンビア戦の日本代表スタメン予想!メンバー・フォーメーションまとめ
2019キリンチャレンジカップコロンビア・ボリビア戦に選出されたメンバーは?
では早速、今回招集されたメンバーを確認していきましょう!
ポジション | 選手名 | 所属チーム |
GK | 東口順昭 | ガンバ大阪 |
GK | シュミット・ダニエル | ベガルタ仙台 |
GK | 中村航輔 | 柏レイソル |
DF | 西大伍 | ヴィッセル神戸 |
DF | 安西幸輝 | 鹿島アントラーズ |
DF | 佐々木翔 | サンフレッチェ広島 |
DF | 畠中真之輔 | 横浜F・マリノス |
DF | 室屋成 | FC東京 |
DF | 三浦弦太 | ガンバ大阪 |
DF | 冨安健洋 | シント・トロイデン/ベルギー |
DF | 昌子源 | トゥールーズ/フランス |
MF | 乾貴士 | アラベス/スペイン |
MF | 山口蛍 | ヴィッセル神戸 |
MF | 小林祐希 | ヘーレンフェーン/オランダ |
MF | 中島翔哉 | アル・ドゥハイル/カタール |
MF | 南野拓実 | ザルツブルク/オーストリア |
MF | 守田英正 | 川崎フロンターレ |
MF | 堂安律 | フローニンヘン/オランダ |
MF | 柴崎岳 | ヘタフェ/スペイン |
MF | 宇佐美貴史 | デュッセルドルフ/ドイツ |
MF | 香川真司 | ベジクタシュ/トルコ |
FW | 鎌田大地 | シント・トロイデン/ベルギー |
FW | 鈴木武蔵 | 北海道コンサドーレ札幌 |
以上の23名となりました。
アジアカップから半数以上が入れ替わり、森保監督体制では初招集の選手も多くいます!
なかでも注目されていたのは、昌子と香川の復帰ではないでしょうか。
絶対的存在であった大迫が不在のFWには、鎌田と鈴木が呼ばれています。
また、これまでも継続して呼ばれている中島、南野、堂安も引き続き呼ばれています。
逆に、長谷部の引退後にキャプテンに就任した吉田、サイドを活性化させてきた酒井宏樹と長友のサイドバック2人、年長者ながら森保監督から厚い信頼を得ている青山などは招集されませんでした。
ここで、個人的に注目しているポイントを4つ挙げてみます!
1、≪2列目のメンバー編成はどうなる?≫
これまで森保体制の2列目は、中島・南野・堂安が絶対的なスタメンとして君臨してきました!
(アジアカップでは中島が欠場し、原口が躍動)
そして今回、2018ロシアW杯で活躍した香川と乾が招集されました。
新旧メンバーによる中盤のスタメン争いや融合はとても楽しみです!!
2、≪DFラインのメンバー構成は?≫
今回、キャプテンであり絶対的な存在であった吉田、替えの効かなかった酒井宏樹と長友の両サイドバックが招集されませんでした。
2018ロシアW杯での活躍や実力を見れば、昌子の復帰は時間の問題だったと思います。
2018ロシアW杯のDFラインのスタメンがいない状況で、どのようなメンバーで試合に臨むのかは注目したいところです!!
3、≪FWの活躍に期待≫
森保監督が1トップにどのような働きを期待しているのか、まずはそこが注目ポイントです。
大迫を起用した時には、ポストプレーや裏への動きなど幅広いプレーが期待できますが、正直これまでの「サブ組」では、あまり多くの期待は出来ませんでした。
そしてアジアカップではメンバー入りした武藤と北川が今回落選しています。
鈴木と鎌田が招集されましたが、2人がどのような動きをしていくのか、期待してみたいと思っています。
4、≪10番の行方は?≫
これまで長きにわたり10番を背負ってきた香川真司、香川から10番を引き継いだ中島翔哉。
アジアカップでは2人が不在であり、中島の離脱と共に追加招集で呼ばれた乾が背負いましたが、今回は香川か中島のどちらかが10番をつけることになると思います。
日本代表の10番は誰がつけるのか、そこも要注目のポイントです!!
2019キリンチャレンジカップコロンビア戦の日本代表のスタメン・フォーメーション予想!
では実際に、コロンビア戦のスタメン・フォーメーションを予想してみたいと思います!
まずフォーメーションに関しては、【4-5-1】で行くでしょう!
スタメンは以下のように予想します!
≪GK≫
シュミット・ダニエル
シュミットダニエル選手が、キリンチャレンジカップ2019(3/22コロンビア代表戦、3/26ボリビア代表戦)に臨む、日本代表メンバーに選出されました∠( ゚∀゚)/(仙台オフィシャル)https://t.co/x7fSmONkBx「選出していただき、大変光栄です。チームの勝利に貢献し、成長してクラブに戻ってきます」 pic.twitter.com/VuoT5dQyA2
— ベガルタ仙台実況アカウント【非公式】 (@vegalta_jikkyo) 2019年3月14日
≪DF≫
(右から) 室屋成、冨安健洋、三浦弦太、佐々木翔
≪MF≫
(ダブルボランチ) 柴崎岳、守田英正
(2列目右から) 堂安律、南野拓実、中島翔哉
≪FW≫
鈴木武蔵
以上の11人をスタメンと予想します!
センターバックに昌子源、ボランチの一角に山口蛍、2列目真ん中に香川真司を入れて、1トップに南野拓実を置くパターンも考えましたが、まずはこれまでに招集されてきたメンバーでスタメンを構成するのではないでしょうか。
GKは実績や過去の招集歴から考えると、東口かと思いますが、ここは勢いのあるシュミット・ダニエルを押したいと思います。
DFラインに関しては、昌子のスタメン起用など考えましたが、連携面などを考慮し、これまでにも森保体制で呼ばれている選手で予想しました。
注目のMFの構成は悩みましたが、やはりDFライン同様にこれまで一緒にプレーしてきているメンバーで構成しました。
香川は以前のような輝きを取り戻しつつありますが、試合勘の欠如や90分間戦える体力の心配もあります。
山口のスタメン起用も十分に考えられますが、森田と組めば守備的な選手が並び、終盤の底でゲームを組み立てる能力が柴崎よりも劣ります。
柴崎と山口の組み合わせも考えましたが、森保体制での戦術浸透を考え、今回は柴崎と森田を選びました。
柴崎は所属クラブでは出場機会が限られ、試合勘の欠如など考えられますが、これまでもどうようの状態で森保監督は柴崎を使ってきています。
今回も柴崎はスタメンで起用してくるでしょう。
柴崎岳、またベンチ外・・・ https://t.co/yuazJJ6cxN pic.twitter.com/oVL9ESSgSa
— 速報まとめNAVI (@NaviW1017) 2019年3月10日
FWに関しては勢いのある2人を招集してきています。
海外で活躍している鎌田ですが、大迫のようなポストプレーには向かず、どちらかと言えば2列目の選手という印象が強いです。
逆に鈴木は体も大きくポストプレーが可能なうえ、スピードも兼ね備えています。
直近のJリーグにおいても結果を残しています。
スタメンには鈴木を予想します!
鈴木武蔵選手が #SAMURAIBLUE(#日本代表)に選出されました🇯🇵
北海道コンサドーレ札幌からの日本代表選出は、1999年のコパ・アメリカに出場した日本代表選出の吉原宏太氏以来、2人目となります⚽
鈴木選手への応援メッセージはコメント欄へ!!
詳細→https://t.co/dUvI9zvXxt#consadole #コンサドーレ pic.twitter.com/toGFPZcXKu— 北海道コンサドーレ札幌《公式》 (@consaofficial) 2019年3月14日
過去のコロンビアとの対戦では、ハメス・ロドリゲスの個人技、ファルカオのゴールへの嗅覚、キンテーロの壁下を通すFK弾など、散々苦しめられてきました。
2018ロシアW杯では、試合開始早々に相手が退場者を出し、11人対10人で多くの時間を戦いました。
そして今回、チームを救うヘディングシュートを決めた大迫は不在です。
コロンビアのスター選手を相手に、森保ジャパンがどのような戦い方をするのか楽しみです!!
まとめ
2019キリンチャレンジカップの日本代表メンバーは、アジアカップから約半数が入れ替わりました。
チームの核として活躍してきた吉田、酒井、長友、大迫などが不在です。
他の選手にとっては今後の代表メンバーに生き残る為に、結果を残すチャンスがあるのです。
これまでの代表を支えてきた香川、乾、山口は代表定着を狙っているはずです。
また今回初招集された安西、畠中、鎌田、鈴木に関しては、今後も継続的に呼ばれるために、積極的なプレーを期待したいです。
これまでのキリンチャレンジカップ同様に、選手交代に関しては6人が予想されます。
2試合と限られた時間しかありませんが、1試合の中でより多くの選手を試し、コパ・アメリカに繋がる親善試合にしてほしいと願っています!!
「誰がスタメンになるのか?」
サポーターがそう感じられるチーム作りを目指して戦ってもらいましょう!!
日本代表対コロンビア代表の一戦は、3月22日(金) 19:20キックオフです!!【@日産スタジアム】
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