移籍1年目でチームを勝たせたエースのカワイ・レナードはもちろんのこと、チーム全体が、そしてカナダ全体が一丸となって勝ち取った優勝だったかと思います。
王者ウォリアーズの3連覇は惜しくも達成されませんでしたが、今年はやはり怪我人の続出に苦しめられたかなという印象でした。
リーグで優勝するチームを作り上げるためには、毎年行われていますNBA ドラフトにて将来有望なスター選手を取る必要があります。
また、その指名権を若手で再建したいチームにトレードで渡して、選手を獲得したりするケースもあります。
各30チームのそれぞれの思惑がひしめく、ドラマティックなドラフトについて、解説していきたいと思います。
2019NBAドラフト日程はいつ?結果速報と注目選手の評価・日本人候補予想も
2019年NBAドラフト日程はいつ?
日本では、6/21(金)午前中から、楽天NBAにて放送がされます。
過去に田臥勇太、渡邊雄太と日本人NBA選手は生まれてきましたが、ドラフトからの入団は史上初の快挙となります。
それに限らず、今年のドラフトでは近年のドラフトの中でも優秀な選手が多いドラフトと評されていますので、今年のドラフトされたルーキーの中から何人のスーパースターが生まれるのか、楽しみです!!
NBAドラフトのテレビ放送予定は?ネットでライブ配信&見逃し配信も見る方法
NBAドラフトは、現在のところ楽天TVの「Rakuten NBA Special」というサービスで視聴が可能です。
↑NBAドラフト2019も配信されます!
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またライブ配信は「見逃し配信」も行われるので、当日見逃してもその後すぐにライブ配信を見ることが出来ます。
また、日本語での実況・解説が行われているのも嬉しいポイントですね。
渡邊雄太選手(グリズリーズ)の試合配信もありますし、NBAの配信サービスの中では月額料金も安く試合数も豊富なので最もおすすめです。
NBAドラフトの仕組み・概要を簡単に解説
指名の対象となるのは、ドラフト時に19歳以上で、高校卒業後に1年経過していることが条件となります。
過去に高校卒業後にすぐにNBAに入って活躍したスーパースター(コービー・ブライアントやレブロン・ジェームズ)も多くいますが、それと引き換えに大学に進まずにNBAに定着できなかった選手たちのキャリアのことを考えてだったり、色んな要素を含めて数年前に高卒ではドラフトに参加できないようになりました。
しかし今度は大学側でも1年で出て行かれる前提では指導ができないなどといった、問題が発生しているため、今後変更が加わるかもしれません。
また、海外の選手の場合は、ドラフト時点で22歳以上で、NBA以外のプロチームに所属している経歴が必要になります。
指名の順番は、前年のレギュラーシーズンの下位14チーム(プレイオフに出場できなかったチーム)をくじで決めるドラフトロッタリーで決められ、1位〜14位が決まります。
プレイオフに出場したチームは、勝率が悪かった順に指名権が与えられ、15〜30位が決められます。
ドラフトロッタリー2019からはルールが少し改正され、シーズンの勝率下位3チームが同じ確率で1位指名権を獲得できるようになりました。
前年までは、シーズン最下位が一番高確率で1位指名権を獲得できる確率設定でしたがそうすることでわざと負けるチームが出てきてしまいそれを防止するために今回のような策が建てられました。
2019年NBAドラフトの指名順は?
1位 | ニューオーリンズ・ペリカンズ |
2位 | メンフィス・グリズリーズ |
3位 | ニューヨーク・ニックス |
4位 | ロサンゼルス・レイカーズ |
5位 | クリーブランド・キャバリアーズ |
6位 | フェニックス・サンズ |
7位 | シカゴ・ブルズ |
8位 | アトランタ・ホークス |
9位 | ワシントン・ウィザーズ |
10位 | アトランタ・ホークス |
11位 | ミネソタ・ティンバーウルブズ |
12位 | シャーロット・ホーネッツ |
13位 | マイアミ・ヒート |
14位 | ボストン・セルティックス |
15位 | デトロイト・ピストンズ |
16位 | オーランド・マジック |
17位 | ブルックリン・ネッツ |
18位 | インディアナ・ペイサーズ |
19位 | サンアントニオ・スパーズ |
20位 | ボストン・セルティックス |
21位 | オクラホマシティ・サンダー |
22位 | ボストン・セルティックス |
23位 | ユタ・ジャズ |
24位 | フィラデルフィア・76ers |
25位 | ポートランド・トレイルブレイザーズ |
26位 | クリーブランド・キャバリアーズ |
27位 | ブルックリン・ネッツ |
28位 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ |
29位 | サンアントニオ・スパーズ |
30位 | ミルウォーキー・バックス |
また、過去に2019年のドラフト権をトレードで使用していたりもするので、1巡目の指名権をセルティックスが3つ持っていたり、当日にもドラフト権と選手がトレードされることもありますのでまだまだ変動する可能性があります。
実際に、ロサンゼルス・レイカーズはペリカンズのエース、アンソニー・デイビスを獲得するために選手3名+今年のドラフト4位指名権を含む3つの1順目指名権を放出しています。
トレード成立。
【レイカーズ】
•ロンゾ・ボール
•ブランドン・イングラム
•ジョシュ・ハート
3つのドラフト1stラウンドピック(2019年の第4ピックも含まれる)
【ペリカンズ】
•アンソニーデイビス https://t.co/4R5ieHxYbS pic.twitter.com/LjGF4Te2Wd— ヨシ【NBA速報】 (@yoshi_NBA_HN) 2019年6月16日
2019NBAドラフト結果速報
1巡目 | 選手名 | チーム名 |
1位 | Zion Williamson | NEW ORLEANS PELICANS |
2位 | Ja Morant | MEMPHIS GRIZZLIES |
3位 | RJ Barrett | NEW YORK KNICKS |
4位 | De`Andre Hunter | LOS ANGELEWS LAKERS |
5位 | Darius Garland | CLEVELAND CAVALIERS |
6位 | Jarrett Culver | PHOENIX SUNS |
7位 | Coby White | CHICAGO BULLS |
8位 | Jaxson Hayes | ATLANTA HAWKS |
9位 | Rui Hachimura | WASHINGTON WIZARDS |
10位 | Cam Reddish | ATLANTA HAWKS |
1巡目 | 選手名 | チーム名 |
11位 | Cameron Johnson | MINNESOTA TIMBERWOLVES |
12位 | PJ Washington Jr. | CHARLOTTE HORNETS |
13位 | Tyler Herro | MIAMI HEAT |
14位 | Romeo Langford | BOSTON CELTICS |
15位 | Sekou Doumbouya | DETROIT PISTONS |
16位 | Chuma Okeke | ORLANDO MAGIC |
17位 | Nickeil Alexander-Walker | BROOKLYN NETS |
18位 | Goga Bitadze | INDIANA PACERS |
19位 | Luka Samanic | SAN ANTONIO SPURS |
20位 | Matisse Thybulle | BOSTON CELTICS |
1巡目 | 選手名 | チーム名 |
21位 | Brandon Clarke | OKLAHOMA CITY THUNDER |
22位 | Grant Williams | BOSTON CELTICS |
23位 | Darius Bazley | UTAH JAZZ |
24位 | Ty Jeroma | PHILANDELPHIA 76ERS |
25位 | Nassir Little | PORTLAND TRAIL BLAZERS |
26位 | Dylan Windler | CLEVELAND CAVALIERS |
27位 | Mfiondu Kabengele | BROOKLYN NETS |
28位 | Jordan Poole | GOLDEN STATE WARRIORS |
29位 | Keldon Johnson | SAN ANTONIO SPURS |
30位 | Kevin Porter Jr. | MILWAUKEE BUCKS |
2巡目 | 選手名 | チーム名 |
31位 | Nicolas Claxton | BROOKLYN NETS |
32位 | KZ Okpala | PHOENIX SUNS |
33位 | Carsen Edwards | PHILANDELPHIA 76ERS |
34位 | Bruno Fernando | PHILANDELPHIA 76ERS |
35位 | DiDi Louzada | ATLANTA HAWKS |
36位 | Cody Martin | CHARLOTTE HORNETS |
37位 | Deividas Sirvydis | DALLAS MAVERICKS |
38位 | Daniel Gafford | CHICAGO BULLS |
39位 | Alen Smailagic | NEW ORLEANS PELICANS |
40位 | Justin James | SACRAMENTO KINGS |
2巡目 | 選手名 | チーム名 |
41位 | Eric Paschall | GOLDEN STATE WARRIORS |
42位 | Admiral Schofield | PHILANDELPHIA 76ERS |
43位 | Jaylen Nowell | MINNESOTA TIMBERWOLVES |
44位 | Bol Bol | MIAMI HEAT |
45位 | Isaiah Roby | DETROIT PISTONS |
46位 | Talen Horton-Tucker | ORLANDO MAGIC |
47位 | Ignas Brazdeikis | SACRAMENTO KINGS |
48位 | Terance Mann | LA CLIPPERS |
49位 | Quinndary Weatherspoon | SAN ANTONIO SPURS |
50位 | Jarrell Brentley | INDIANA PACERS |
2巡目 | 選手名 | チーム名 |
51位 | Tremont Waters | BOSTON CELTICS |
52位 | Jalen McDaniels | CHARLOTTE HORNETS |
53位 | Justin Wright-Foreman | UTAH JAZZ |
54位 | Marial Shayok | PHILANDELPHIA 76ERS |
55位 | Kyle Guy | NEW YORK KNICKS |
56位 | Jaylen Hands | LA CLIPPERS |
57位 | Jordan Bone | NEW ORLEANS PELICANS |
58位 | Miye Oni | GOLDEN STATE WARRIORS |
59位 | Dewan Hernandez | TORONTO RAPTORS |
60位 | Vanja Marinkovic | SACRAMENTO KINGS |
2019NBAドラフト注目選手の評価は?指名候補予想や日本人選手の指名はある?
ザイオン・ウィリアムソン
ジャ・モラント
RJ・バレット
順当にいけば、
・ニューオリンズ・ペリカンズ→ザイオン・ウィリアムソン
・メンフィス・グリズリーズ→ジャ・モラント
・ニューヨーク・ニックス→RJ・バレット
を指名すると予想しましたが、前述の通り、レイカーズが今年のオフの目玉のFA、アンソニー・デイビスを獲得したことによって、他のチームに影響が及びそうです。
その中の一つがニューヨーク・ニックス。
今年呼びたいFA選手がデイビスがレイカーズ、カイリー・アービングもブルックリン・ネッツと契約か?という報道が出ています。
ケビン・デュラントも今年の目玉FAの一人ですが、ファイナル中にアキレス腱断裂の大怪我をしてしまったので、ここもどうなるかわかりません。
3位指名権をもしかしたらトレードしてFAでないスタープレイヤーを呼ぶなどが起こった場合には、他のチームが3位指名することになるので、そのチームの状況によっては、ディアンドレ・ハンターや、ジャレッド・カルバー、キャム・レディッシュの指名なども十分にあり得るかと思います。
また、ビッグマンが欲しいという希望や、海外スカウティングの結果驚くような指名もあるかもしれません。
各媒体ごとに指名予想順位は違いはありますが平均して14〜15位前後が予想されています。
ボストン・セルティックスにドラフトされたら面白いですね!!
まとめ
ドラフトは仕組みを理解して、当日の動きや速報を追いかけながら見ているととても楽しめます。
また、何よりもついに日本人がドラフトされる時がきたというのは歴史的快挙です。
ぜひ注目していきましょう。
個人的に注目している部分は、当然八村選手の動向も気になりますが、それに伴ったトレード情報に興味があります。
また、そこからどのようにして各チームが若い選手をサマーリーグで活躍させるか、そしてキャンプ、プレシーズン、そして本番を迎えます。
1年中楽しみなこと満載のNBAを一緒にまた盛り上げていきましょう!!
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